協会だより   2005.7.1   No.282


目次

  1. 定例会議
    役員会・運営委員会・企画委員会
  2. 行事報告
    会員研修・全中建通常総会
  3. 平成17年度2級建築施工監理技術検定試験−ご案内−
  4. 年間17名が作業中の熱中症で死亡 〜熱中症の季節到来〜

会報一覧へ

1.定例会議

◎役員会 6月27日(月)
《報告》
1.運営委員会・工務委員会における委員長報告
運営、企画の両委員長から委員会における協議内容について報告があり了承されました。
2.6月20日付秋田県知事認可(河辺・雄和地区会員の入会の件)
河辺・雄和地区19社に6月20日付けで協会長名の入会承認通知したことを報告
《議題》
1.入札制度に係る「特別委員会」の設置について
秋田市の入札制度についての検討・研究や市当局への要望事項等について協議する「特別委員会」の設置について承認される。
2.講演会及び生ビール会の開催について
8月1日(月)開催し講演会の講師は大森山動物園の小松守園長に依頼する。

◎企画委員会 6月6日(月)
《議題》
1.今後の行事予定について
講演会及び生ビール会、委員会研修について協議いたしました。
◎運営委員会 6月15日(水)
《議題》
1.委員会研修について
9月頃「入札・契約制度について」、他県の協会に行き研修する。
2.特別委員会について
特別委員会の設置について協議いたしました。

このページのTopへ

2.行事報告

◎ 全中建通常総会に出席
平成17年度全中建通常総会が6月7日に京都ホテルオークラで開かれ、工藤会長・山岡副会長・加藤会計理事及び事務局が出席しました。
新しく会長になられた、岡本会長の挨拶の後、議事に入り平成16年度事業報告並びに収支決算報告、次に平成17年度事業計画(案)及び収支予算(案)が審議され、全会一致で可決承認されました。
なお当会の工藤会長が、理事に就任となりました。
◎ 会員研修視察
6月16日(木)・17日(金)の両日にかけて会員28名が、愛知県名古屋市で開催されてます、愛知万博「愛・地球博」を視察し、夜には会員の親睦を深めるために懇親会が開かれ、翌日は2月にオープンした中部国際空港を視察しました。

このページのTopへ

3.平成17年度2級建築施工管理技術検定試験−ご案内−

○受験申込受付期間 インターネット申込受付  平成17年7月1日(金)〜7月15日(金)
書面申込受付       平成17年7月15日(金)〜7月29日(金)
○試 験 日平成17年11月13日(日)(学科・実地試験)
○試 験 地仙台、東京 他
○受験資格学歴又は資格により一定の実務経験年数を有するもの
○申込書類提出先及び問い合わせ先 (財)建設業振興基金試験研修本部
105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-12
       虎ノ門4丁目MTビル2号館3階
TEL 03-5473-1581
○受験用紙販売先 (社)東北建設協会 秋田支所
010-0951 秋田市山王4-4-31
TEL 823-3148

このページのTopへ

4.年間17名が作業中の熱中症で死亡 〜熱中症の季節到来〜

秋田労働基準監督署

秋田でも、最高気温が25度を超える日が多くなり、今後最高気温が30度を超える真夏日が増えるにつれ、熱中症の対策を考えなければならないシーズンが近づいてきました。

このほど、昨年1年間に作業中の熱中症で死亡した労働者が全国で17名であったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。

秋田県内においても残念ながら昨年は1名の死亡災害が発生しております。

特に昨年は猛暑で7月28日から8月4日にかけて毎日のように熱中症の休業災害が発生していました。また熱中症は気温30度未満でも発生することもあり注意が必要です。

建設業などの屋外型の現場における熱中症対策のポイントは、

@ 作業環境管理(日よけ・散水・休憩所・飲料など)

A 作業管理(休憩・服装・保護具など)

B 健康管理(睡眠・栄養・教育など)

で、それぞれの対策を効果的に行うことが重要です。

昨年死亡災害につながった原因として、

@ 熱中症の認識がないために症状が悪化して初めて病院へ搬送され、手遅れになったケース

A 高温環境下における作業の危険性について認識がないまま、直射日光下等での連続作業が行われてしまったケース

B 水やお茶等が準備され水分補給を行っていても、塩分の補給がないために被災したケース

C 被災当日以前に体調を崩していたにもかかわらず無理に作業を行って被災したケースなどが少なからず認められております。

従って、死亡災害の防止のためには、何よりも熱中症に対する認識を深めて頂くとともに、熱中症と疑われる症状が認められた場合にはたとえ症状が軽いと思われる場合であっても直ちに医師に受診させることが重要です。

また、水分補給の際には若干の糖分と併せ塩分を含んだ飲料等の補給を行うとともに、作業当日の各人の健康状態を十分に把握した上で作業を行わせることも重要であると考えられます。

熱中症とならないためにも、今のうちから十分な知識を持ちまた適切な予防対策が講じられるよう十分な備えが必要です。




このページのTopへ