協会だより  2005.1.1  No.276



目次
  1. 年頭のごあいさつ
  2. 秋田市の12月補正予算(関係分)
  3. 12月市議会質問と答弁(関係分一部抜粋)
  4. 行事報告
    ・河辺・雄和両町建設業協会幹部との打合せ会を開催
    ・忘年会
  5. 平成17年度技術検定試験等実施日程(案)のご案内
  6. 建設工事等入札参加資格審査申請の受付について

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1.年頭のごあいさつ

会長 工藤 吉春
 新年おめでとうございます。
 平成17年の年頭にあたり謹んでごあいさつを申し上げます。
 皆様にはお元気で新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 昨年はインドネシア西部のスマトラ島沖や新潟県中越地方等国内外における大地震、並びに相次いで日本列島に上陸した台風、夏の猛暑など記録的な天災と、イラクでの人質殺害や幼児虐待、子供の殺人事件など人災も多発し暗い話題が記憶に残っております。
 一方アテネオリンピックでの日本選手のメダルラッシュや紀宮様のご婚約、大リーグでのイチロー選手の最多安打、加えて冬ソナでの「韓流」ブームなどは一服の清涼剤のような明るいニュースでありました。
 今年も良き事の多い年であって欲しいと願っております。
 さて、私ども社団法人秋田市建設業協会は電子入札や市町合併にともなう河辺・雄和両町の建設業協会の対応など当面対処すべき課題、取り組むべき事業も多くありますが、建設業者相互の緊密な連絡と協力により建設技術の向上と経営改善及び建設業の健全な発展を図り、もって地域社会の福祉の増進に寄与する本来の目的を十分に認識のもと、既成の概念や考え方にとらわれない、柔軟かつスピーディな行動で努力してまいらなければならないと考えております。
 今年の干支は「酉」であります。
「トリ」は取り込むと言われ、商売などには縁起の良い干支であります。「トリ火」にくべたようだと言うことわざもあります。これは忙しくて「目も当てられぬさま」を言うものでありまして早く建設業界もそのような状況になるよう願っているところでございます。
最後になりましたが会員の持てる力すべてを結集し難局に挑戦する協会会員活動であることを念じ、各位のご多幸とご繁栄を祈念し新年のあいさつといたします。
今年一年頑張りましょう。

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2.秋田市の12月補正予算(関係分)

12月1日(水)に開会した市議会定例会において工事などの補正予算が12月21日(火)の本会議で原案のとおり可決しました。
○ 林業施設災害復旧事業(農林部) 11,358千円
9月29日から30日にかけれて発生した豪雨により災害を受けた林道を復旧する
・路線名 国見山線(浜田〜下浜羽川)
・被災箇所 下浜羽川地内
・被災状況 路肩決壊(L50m)
○ 管渠建設事業(下水道部) 債務負担行為設定 250,000千円
年度内契約により事業の平準化を図るため、債務負担行為を設定する。

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3.12月市議会質問と答弁(関係分一部抜粋)

【質問要旨】
  公共工事の入札について、透明性、公平性は絶対であるが、運用面で配慮があってもいいのではないか。

【答弁要旨】
  現在の入札システムにおける運用面の配慮について、お答えいたします。
  本市の入札制度については、透明性、公平性の向上を目的に様々な改革を進めてまいりました。
  具体的には、工事の発注見通しの公表、予定価格の事前公表に加え、入札方式として、業者が自ら判断して入札に参加する公募型指名競争入札、要件付一般競争入札を導入いたしました。さらに、指名競争入札においては、工事発注件数の減少に伴い、指名回数の地域の偏りに配慮し、指名方法を地域割からグループ制に変更しました。
  これらにより、不正行為の防止、自主的な入札参加の促進、入札機会の均等化が図られ、透明性、公平性が、一層高まったものと考えております。

【質問要旨】
  電子入札システムの導入について
  (ア)導入に当たってどのような効果を期待しているのか
  (イ)導入までに業者に十分な説明、指導ができるのか
  (ウ)現行の入札システムとの併用に対する考え方について
  (エ)導入にあわせ入札システムの変更も考えているのか

【答弁要旨】
  電子入札システムの導入について一括してお答えいたします。
  はじめに、導入効果についてであります。その1つは、現在、事務処理の限界から入札参加者数を制限している入札案件において、希望する全業者が参加できるようになることであり、2つ目として、入札書等の押印もれなど、提出書類の不備による失格の解消が図られることであります。そして3つ目として、期間内であれば、いつでも自社にいながら入札ができ、また開札結果についても、短時間で自社で確認できるなど、時間と経費の節減が図られることであります。
  次に、業者に対する説明、指導についてであります。6月にホームページで電子入札の概要を周知いたしました。具体的な操作手順については、建設工事業関係者約600人を対象に延べ4回開催いたしました。
  また、操作に不安のある業者につきましては、1月中旬に契約課に専用のパソコンを設置し、実際に操作の方法を説明するなどして、不安の解消を図ってまいります。
  次に紙による入札についてでありますが、事務の省力化や開札時間の短縮など、電子入札システムのメリットが期待できなくなることから、併用は考えておりません。
  何らかの事情により紙による入札を希望する業者につきましては、契約課においでいただき、そこに設置するパソコンで入札ができるようにサポートしてまいります。
  次に導入にあわせた入札システムの変更についてでありますが、基本的には現在の入札制度を継続してまいりますが、現在、入札参加者数を制限するために行っているグループ制は廃止する予定であります。これにより、会社近くの地元工事に参加出来ないという業者の不満が、解消されることになります。

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4.行事報告

【河辺・雄和両町建設業協会幹部との打合せ会を開催】
  市町合併にともなう両町建設業協会との今後のあり方等についての打合せ会議を平成16年12月17日(金)午前10時から協会役員応接室で開催いたしました。
  河辺町からは(株)足利工務店と(株)田口建設の二社の代表者、雄和町からは伊藤工業(株)と珍田工業(株)の二社の代表者、当協会からは三役四名が出席。
  はじめに当協会工藤会長の挨拶があり、その後、現在の両町建設業協会の現状と当協会の現状についてお互いに説明し、1月11日の市町合併後の建設業協会の合併等について活発な意見交換を行いました。
なお、12月中に市の契約課で両町の建設業協会に市町合併後の入札・契約制度について説明会を開催しておりその結果を両町建設業協会で意見集約し、その後再度当協会との打合せ会を開催することといたしました。

【忘年会】
  協会の忘年会を12月7日(火)午後5時30分から「山蕗」で開催いたしました。
協会のほとんどの会員の出席のもと、この一年を振り返りながら懇親を深め盛会裡に終了いたしました。

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5.平成17年度技術検定試験等実施日程(予定)のご案内


○土木施工管理技術検定試験
1級 申込受付 3月 1日から3月15日
学科試験日 7月 3日 学科合格発表 8月19日
実地試験日 10月 2日 実地合格発表 18年1月20日
2級 申込受付 3月 1日から3月15日
試 験 日 7月17日 合格発表 10月18日
詳細・問合せ先   全国建設研修センター 03-3581-6341(代)
ホームページ http://www.jctc.jp
○管工事施工管理技術検定試験
1級 申込受付 5月 6日から5月20日
学科試験日 9月 4日 学科合格発表 10月20日
実地試験日 12月 4日 実地合格発表 18年2月21日
2級 申込受付 5月 6日から5月20日
試 験 日 9月18日 合格発表 12月9日
詳細・問合せ先   全国建設研修センター 03-3581-6341(代)
ホームページ http://www.jctc.jp

○造園施工管理技術検定試験
1級 申込受付 5月 20日から6月3日
学科試験日 9月 4日 学科合格発表 10月20日
実地試験日 12月 4日 実地合格発表 18年2月21日
2級 申込受付 5月 20日から6月3日
試 験 日 9月18日 合格発表 12月9日
詳細・問合せ先   全国建設研修センター 03-3581-6341(代)
ホームページ http://www.jctc.jp/

○土地区画整理士技術検定試験
申込受付 5月 6日から5月20日
試 験 日 9月4日 合格発表 12月16日
詳細・問合せ先   全国建設研修センター 03-3581-6341(代)
ホームページ http://www.jctc.jp

○土木・管工事・造園施工技術者試験
申込受付 9月 16日から9月30日 試 験 日 12月18日
詳細・問合せ先   全国建設研修センター 03-3581-6341(代)
ホームページ http://www.jctc.jp

○建築工事施工管理技術検定試験
1級 学科申込受付 2月 18日から3月4日(インターネット受付2/4〜3/4)
試 験 日 6月 12日 学科合格発表 7月15日
実地申込受付 7月15日から7月29日
試 験 日 10月 16日 実地合格発表 18年2月3日
2級 申込受付 7月 15日から7月29日 (インターネット受付一次7/1〜7/二次29)
試 験 日 11月 13日 合格発表 18年2月3日
詳細・問合せ先 (財)建設業振興基金 03-5473-1581
ホームページ  http://www.kensetsu-kikin.or.jp/honbu/index.htm

○舗装施工管理技術者資格試験
申込受付 2月 11日から2月25日
試 験 日 6月26日
詳細・問合せ先   (財)道路保全技術センター 03-5803-7811
ホームページ http://www.hozen.or.jp

○建設機械施工技術検定試験
1級・2級 申込受付 3月 18日から4月11日
学科試験日 6月 19日 学科合格発表 合格者に通知
実地試験日 組合せ施工法 6月19日
操作施工法 8月下旬〜9月中旬
詳細・問合せ先 社団法人 日本建設機械化協会 試験部
03-3433-1575 (9:30〜17:00)
ホームページ  http://www.jcmanet.or.jp/shiken/index.html

○建築士試験
1級 申込受付 5月 9日から5月13日(インターネット受付4/18〜4/28)
学科・設計製図試験日  未定
2級 申込受付 4月 11日から4月15日(インターネット受付4/1〜4/8)
学科・設計製図試験日  未定
木造 申込受付 4月 11日から4月15日(インターネット受付4/1〜4/8)
学科・設計製図試験日  未定
建築設備士 申込受付 3月 7日から3月31日
学科・設計製図試験日  未定
詳細・問合せ先 建築技術教育普及センター 03-5524-3105
ホームページ http://www.jaeic.or.jp

○浄化槽設備士試験 申込受付 4月 1日から4月15日 試 験 日  未定
○浄化槽設備士講習 4月初旬〜18年1月下旬
詳細・問合せ先 (財)浄化槽設備士センター 03-5803-7811
ホームページ http://www.wwtee.or.jp

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6.建設工事等入札参加資格審査申請の受付について

秋田市および水道局が発注する建設工事等の入札に参加しようとする方は、次の事項に留意の上受付期間内に申請書を提出してください。
1.受付期間 平成17年1月12日(水)〜平成17年2月10日(木) (ただし、土・日・祝日を除きます。)
受付時間 午前8:30〜午後5:00
※ 期間を経過しての受付はできませんので注意してください。
2.受付場所 秋田市財政部契約課工事契約担当(本庁3階南側)
(直通電話 018‐866‐2165)
※水道局発注文への登録も一括して行います。
3.申請方法 市内に本社がある業者=持参(郵送不可)




建 設 工 事
建設業の許可を有し、かつ経営事項審査の総合評定値の通知を受けている工種
市内に本社がある業者



平成17年4月1日から経審結果通知書の有効期間満了日まで



秋田市の独自様式契約課ホームページ「申請要領・様式等」からダウンロード








  • 建設工事入札参加資格審査申請書
  • 完成工事の内訳明細書
  • 技術職員名簿
  • 技術職員以外の職員名簿
  • 経営規模等評価結果通知書
  • 総合評定値通知書(写)
  • 登記簿謄本または身分証明書
  • 納税証明書(1年分)(消費税、秋田市に納めた法人(個人)市民税、固定資産税)→市税の証明と閲覧
  • 社会保険料納入証明(1年分)(健康保険料、厚生年金保険料についての完納証明)
  • ISOの認証関係書類(認証を受けている者のみ)
  • 解体工事・管渠更正工事関係書類(申請者のみ)

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