協会だより  2004.7.1  No.270



目次
  1. 定例会議
    役員会
  2. 委員会新委員を選任
  3. 協会事務局参与伊藤氏退職
  4. 青年会の活動
    全中建若手経営者懇談会
  5. 平成16年度建築部会定時総会を開催
  6. 平成16年度土木部会定時総会を開催
  7. 平成16年度2級建築施工管理技術検定試験−ご案内−
  8. 年間17名が作業中の熱中症で死亡〜熱中症の季節到来〜

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1.定例会議

◎役員会
《報告》 平成16年度全中建通常総会・創立40周年式典について報告
  全中建通常総会・創立40周年式典が6月3日にホテルニューオータニ東京で開かれ、会長・副会長・加賀屋社長・長谷部社長及び事務局が出席しました。
  樋口会長の挨拶の後、議事に入り平成15年度事業報告並びに収支決算報告次に平成16年度事業計画(案)及び収支予算(案)が審議され、全会一致で可決承認されました。
  続いて創立40周年記念式典が行われ建設業振興に尽力された85名の表彰があり当協会からは加賀屋哲雄氏と長谷部周治氏が受章されました。
  次に国土交通大臣代理等の祝辞、続いて記念講演として元自民党幹事長 野中広務氏の話の後、祝賀会に移り石原国土交通大臣や安倍自民党幹事長の祝辞等があり盛会裡に終了しました。

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2.委員会新委員の選任

  諮問・運営・企画及び工務の各委員会の新委員が次のとおり選任されました。
【諮問委員会】 【運営委員会】
委員長 加賀屋 哲雄 委員長 長谷川 駒造
副委員長 石川 忠治 副委員長 石川 忠治
委員 本郷 真 奥山 直巳
長谷川 駒造 委員 古戸 武
長谷部 周治 伊藤 四郎


岩谷 政良


村上 喜久男


伊藤 徳雄


渡辺 憲介

【企画委員会】 【工務委員会】
委員長 林 明夫 委 員 長 三 浦 伸一郎
副委員長 佐藤 勝義 副委員長 齋 藤 秀 治
安田 和夫 酢 屋   太
委員 淡路 武男 委  員 堀 井 三 雄
粟野 俊則 鎌 田   豊
石黒 望 尾 張 勝 男
三浦 稔 木 曽 春 男
瀬下 和夫 高 島 慶 美
加賀谷 亨 石 井 典 夫

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3.協会事務局参与伊藤氏退職

  平成16年6月末日をもって伊藤喜造氏が退職いたしました。
  伊藤参与は平成10年4月に協会にお入りになり以来6年3ヶ月の間わが協会のため、なみなみならぬご奮闘を重ねてこられたことに対し衷心から感謝申しあげたいと思います。今後とも協会のため末長くお力添えやご指導をたまわりたいと思います。
  今後のご健勝とご多幸を心からお祈りいたします。

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4.青年会の活動

‐第15回全中建若手経営者懇談会出席報告−

  全中建若手経営者懇談会が6月11日(金)午後2時から、三重県津市の津都ホテルにおいて開催されました。
  秋田市建設業協会青年会からは、長谷川会長を含め4人が参加し、全国からも若手経営者代表が多数集いました。
  全中建からは樋口会長、宮本副会長(建設業振興対策委員長)、鈴木座長らが出席しました。
  座談会実行委員長 濱口委員長の開会の挨拶に続き、主催者側を代表し樋口吾一全中建会長、鈴木淳全中建若手経営者懇談会座長の挨拶のあと、第1部の講演に入った。
 テーマは第1部『未知普請プロジェクトについて』第2部『入札契約制度改革の流れの中での地域建設業の課題』について。第1部の講演の講師は国土交通省 中部地方整備局 計画調整課 大脇鉄也課長、第2部講演の講師は、首都高速道路公団 計画部 吉兼秀典調査役。
  講演会の途中で中部建設青年会 三重県支部の活動報告も有り、講演、意見交換を行って懇談会を終了しました。
  引き続いて懇親会に移り、国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所 田中茂信所長、三重県県土整備 長谷川寛部長、(社)三重県建設業協会 田村兼司会長の挨拶の後、全中建副会長 建設業振興対策委員長 宮本武蔵副会長の乾杯の音頭で懇親会が開催されました。懇親会には、伊勢海老、松阪牛、伊勢うどんなど三重県の特産物が沢山あり、会は大いに盛り上がりました。
  最後に中部建設青年会三重県支部の宮本普治支部長が中締めの乾杯を兼ねて挨拶し懇親会が盛会に終了しました。

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5.平成16年度秋田市建設業協会建築部会定時総会を開催

  平成16年度建築部会定時総会が6月1日(火)午後4時30分から秋田キャッスルホテルにおいて23名が出席し開催され、平成15年度事業報告並びに決算を承認。続いて平成16年度事業計画(案)並びに予算(案)を審議し原案のとおり承認されました。次に任期満了に伴う役員改選が行われ、新役員及び相談役を次のとおり選任し総会を閉じました。
部会長 林 明夫 副部会長 長谷部 周治
副部会長 齋藤 秀治 幹 事 長 阿部 幸雄
幹事 大友 平三 幹事 加賀谷 亨
幹事 加藤 俊介 幹事 粟野 俊則
監事 石井 典夫 監事 岩谷 政良
相談役 伊藤 久一
  引き続き、5時から講習会を開催し、大島建築課長、田仲建築指導課長、大高住宅整備課長から平成16年度事業について講話があったのち、懇親会に移り盛会裡に終了しました。

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6.平成16年度秋田市建設業協会土木部会定時総会を開催

  平成16年度土木部会定時総会が6月7日(月)午後4時から栄太楼において30名が出席し開催され、平成15年度事業報告並びに決算を承認。次に平成16年度事業計画(案)並びに予算(案)を審議し原案のとおり承認されました。次に任期満了に伴う役員改選が行われ、新役員及び相談役が次のとおり選任され総会が終了しました。
部会長 加藤 憲成 副部会長 三浦 伸一郎
副部会長 酢屋 太 副部会長 堀井 三雄
会計幹事 奥山 直巳 幹幹事 本郷 真
幹事 淡路 武男 幹事 鎌田 豊
監事 佐藤 勝義 監事 伊藤 徳雄
相談役 工藤 吉春 相談役 加賀屋 哲雄
相談役 山岡 緑三郎
 引き続き、5時から経営者講習会を開催し、平成16年度事業について佐川建設部長、嵯峨農林部次長、木内都市整備部長、田中下水道部長から講話があったのち、懇親会に移り盛会裡に終了しました。

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7.平成16年度2級建築施工管理技術検定試験ご案内

○受験申込受付期間

インターネット申込受付  平成16年7月2日(金)〜7月16日(金)
書面申込受付       平成16年7月16日(金)〜7月30日(金)
○試 験 日 平成16年11月14日(日)(学科・実地試験)
○試 験 地 仙台、東京 他
○受験資格 学歴又は資格により一定の実務経験年数を有するもの
○申込書類提出先及び問い合わせ先 (財)建設業振興基金試験研修本部
105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-12
     虎ノ門4丁目MTビル2号館3階
TEL 03-5473-1581
○受験用紙販売先 (社)東北建設協会 秋田支所
10-951 秋田市山王4-4-31
TEL 823-3148

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8.年間17名が作業中の熱中症で死亡 〜熱中症の季節到来〜

秋田労働基準監督署

 まだ梅雨は明けていませんが、先日の台風6号の通過後、気温が30度を超えるなど、今年も熱中症の発生が予想されるシーズンが近づいてきました。このほど、昨年1年間に作業中に熱中症で死亡した労働者が17名であったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。平成11年以降の統計では、毎年20名前後発生しており、秋田県では幸いにして死亡災害は発生していませんが、東北・北海道地方において8件の死亡災害が発生しています。これから夏季を迎えるにあたり、危険有害要因の除去・低減対策としても、下記「熱中症予防のポイント」等を参考に予防対策の徹底を図る必要があります。
 建設業などの屋外型現場での熱中症対策のポイントは、「@作業環境管理(日よけ・散水・休憩所・飲料など)」「A作業管理(休憩・服装・保護具など)」「B健康管理(睡眠・栄養・教育など)」であることは皆さんもご存知だと思いますが、@、Aの管理が同じであっても全員が被災するわけではありません。今回は少し視点をかえて大手ゼネコンで行った調査結果が雑誌に掲載されていましたので紹介します。
 この調査は、母数が少ないためはっきりしたことは言えませんが、結果によれば、「@死亡者は高齢者の割合が多いが、被災者は若年者の割合が高い。」「A経験年数1年未満が6割強を占めている。」「B独身者が6割強を占めている。」でした。
これらの結果のまとめとして、「@死亡に至るのは、体力が衰えている高年齢者か生活習慣病を患っている人ではないか」「A若年者が多く被災したのは、若年者(独身者)は食事が不規則なこと、睡眠不足となる社会環境があること、外部作業の経験が少なく体がついていかないこと、経験が少なくグループ内の年少者で給水や水分補給を自由に言い出せないことなどが考えられる。」と記載されていました
これらのことから、熱中症対策としては、作業環境・作業管理の重要性は変わりませんが、雇入れ・定期健康診断の実施、事後措置、要精検者への指導などの雇用主による健康管理、個人の健康と生活を加味しての適正配置(プライベートの問題に深く立ち入るのは難しいので)、健康KY・朝礼・点呼等による職長の管理、熱中症・生活習慣病対策等の教育などの管理も重要であると考えられます。




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