協会だより  2003.7.1  No.258



目次
  1. 定例会議(役員会・三役会議・企画委員会・工務委員会・運営委員会)
  2. 長谷川駒造氏勲五等瑞宝章受賞
  3. 「建設業に働く若者からのメッセージ」の募集
  4. 年間22名が作業中の熱中症で死亡 〜熱中症の季節到来〜

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1.定例会議

◎役員会 6月23日(月)
《報告》
1.委員会の委員長報告
  企画・工務・運営の各委員長から委員会での協議内容について報告がありました。
2.全中建通常総会出席報告
  6月5日(木)名古屋市において開催された全中建通常総会に三役と事務局が出席し、会議の内容等について報告がありました。

《議題》
1.会員権継承について
  正会員 中田建設(株) 新代表者 広幡信悦氏から提出のあった、会員権継承について委員会報告のとおり承認されました。
2.準会員の入会について
  むつみ造園土木(株) 代表者 佐々木吉和氏から提出のあった準会員入会について、委員会報告のとおり承認されました。
3.正会員・準会員の入会審査基準の一部改正について
  公募型指名競争入札の導入に伴って、審査事項の一部が整合性に欠けているため、その部分を改正したい旨事務局より説明があり承認されました。
4.講演会並びに生ビールの開催について
  7月29日(火)午後4時30分から行うことで了承されました。
5.建設事業推進懇話会の開催について
  市議会委員会との懇話会の開催を次の日程で行うことで了承されました。
    ○ 総務委員会  7月7日(月) 午後4時
    ○ 建設委員会  7月10日(木) 午後4時

◎三役会議 6月23日(月)
《議題》
1.建設事業推進懇話会について
  市議会委員会(総務・建設)委員と当協会役員との懇話会に提案したい資料について協議いたしました。

◎企画委員会 6月5日(木)
《議題》
1.会員研修旅行について
  会員研修旅行の日程等について再確認を行いました。
2.講演会並びに生ビール会について
  7月25日(金)午後4時30分から行うことで役員会へ提案する事にしました。なお、講演会の講師に渡部誠一郎氏にお願いすることにしました。

◎工務委員会 6月10日(火)
《議題》
1.合同安全パトロールについて
  合同安全パトロールを秋頃に実施する方向で日程調整する事にしました。
2.安全管理講習会について
  現場代理人を対象に11月頃実施する方向で日程調整する事にしました。
3.技術研修会について
  土木・建築の両部会と重複にならないよう部会と調整する事にしました。

◎運営委員会 6月17日(火)
《議題》
1.会員権継承について
  正会員 中田建設(株) 新代表者 広幡信悦氏から提出のあった、会員権継承について審議した結果、異議なく了承し、役員会へ提案することにしました。
2.準会員の入会について
  むつみ造園土木(株) 代表者 佐々木吉和氏から提出のあった準会員入会について審議した結果、現行の入会審査事項の一部を改正する事を条件に入会を了承し、役員会へ提案する事にしました。
3.その他
  ○正会員・準会員の入会審査基準の一部改正について
   公募型指名競争入札の導入に伴って、現行の審査事項の一部が整合性が欠けているため、入会審査基準の改正案を役員会へ提案する事にしました。

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2.長谷川駒造氏勲五等瑞宝章受賞

 このたび株式会社長谷駒組 代表取締役 長谷川駒造氏が永年にわたる建築設計監理業の功績が認められ、勲五等瑞宝章受賞の栄誉に輝きました。
 おめでとうございます。

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3.「建設業に働く若者からのメッセージ」の募集

  厚生労働省、国土交通省、雇用・能力開発機構においては、11月に開催予定「建設雇用改善推進月間」の一環として、全中建なども協賛のもとに「建設業に働く若者からのメッセージ」を次の要領により募集しております。
○内容 建設業に就職した動機、就職前に建設業に抱いていたイメージや魅力、現在の心境や将来への夢、建設業に対する提言、これから就職しようとする若者への助言等を、若者自身の言葉で簡潔にまとめたもので題名及び文章の形式は自由とする。
○応募資格 建設業に働く30歳未満の者
○応募方法 @400字詰原稿用紙5枚程度
A表紙に T題名 U氏名(ふりがな) V性別 W年齢 X住所 Y電話番号 Z勤務先名・所在地・電話番号・代表者名 [従事職種及び建設業における経験年数を明記すること。
○提出先 010-0001 秋田市中通4-12-4 安田生命秋田ビル6階
雇用・能力開発機構秋田センター 
Tel 018-836-3181
○募集期間 平成15年6月2日(月)〜8月1日(金)
○入選・賞 優秀作
秀作
佳作
参加賞 
10名(賞状及び賞金5万円)
若干名(賞状及び賞金3万円)
若干名(賞状及び記念品)
応募者全員に進呈
○入選発表 入選者については、本人に通知するほか、平成15年11月1日発行の建設労働広報誌「つち」特集号にて発表される。

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4.年間22名が作業中の熱中症で死亡〜熱中症の季節到来〜

秋田労働基準監督署

 先日、秋田県内で中学生が熱中症で死亡するという不幸な事故が掲載された新聞記事をご覧になった方も多いと思います。このほど、昨年1年間に作業中に熱中症で死亡した労働者が22名であったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。前年より2名減少しているものの、平成11年以降、毎年20名前後で推移しています。
 昨年の被災状況を月別にみると、7月(10人)、8月(12人)に集中しており、これから夏季を迎えるにあたり、下記「熱中症予防のポイント」を参考に予防対策の徹底を図る必要があります。
被災状況を業種別に見ると、建設業での発生が圧倒的に多く、昨年は18人(81.8%)で、過去3年間で見ても7割以上を占めています。建設業特有の炎天下での屋外作業に起因しているとみられます。昨年は東北でも福島県の木造住宅建築現場で8月に発生しました。
 また、作業日数別で被災状況をみると、初日に発生するケースが多く、昨年では半数が初日に被災しています。過去3年でみても、4割が初日に発生しているほか、8割近くが初日から3日目までと、比較的作業開始から日が浅い段階で発生しています。
熱中症の症状が出ているにもかかわらず、1人作業であったために発見が遅れ、症状が悪化してから病院に搬送するという例もみられるので、炎天下の作業では、あらかじめ作業員全員に教育を行い、巡視等で作業者の健康状態確認を行うことが熱中症の予防・早期発見には極めて重要です。
また熱中症の発生は、高温環境下での作業の危険性について認識がないまま、炎天下で長時間作業が行われることに原因があり、作業当日の天気予報などにより、気温、湿度などの上昇が予想される場合は、日陰などの涼しい場所における休憩時間を頻繁にとる作業計画にするなど、作業者の健康に十分配慮した作業を行うことが重要です。
さらに、症状が軽いときに、休憩させていたところ、急に悪化して手後れになる例が多いため、熱中症の症状が見られた場合は、たとえ症状が軽いと思われる場合であっても、直ちに医師に受診させることが必要です。

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